[改造関係] - ダラダラとした日常部分をエアと一緒に過ごしてます。

「チィちゃんお疲れ様。」
「ん？」
「いや、改造お疲れ様。」
「終わったの？っていうか、何か変わったの？どこも変わってないような気がするけど…。」



「目だけちょっと横向いてみて。」
「目だけ・・・こう？」
「そうそう。」
「えっと、それで？何？」



「ちょっと近く寄ってみるか。」
「ん？何か赤い。・・・怪我させたの？何の為に？私を傷物にして喜んでるの？？」



「いや、そうじゃないって。そんな趣味はない。」
「じゃあこの傷は何よ！！」
「傷っていうか、血管のつもりなんだけどな。」
「血管？」
「あんまりやり過ぎるとただ単に充血してるだけになると思って、端の方にアクリル絵の具でちょちょっと手を入れてみたんだ。」



「ああー・・、血管かあ。」
「ドールアイ単品で見ると改造した感はあるけど、実際使うと全然見えないな。」
「反対側も、かろうじて赤いかな？って程度だね。」



「んー、月初めに幸先悪いけど、失敗・・かな？」
「ま、変になる手前で終われてよかったよ。やり過ぎて常に充血なんてシャレにならないし。」
「そうかもしれないけど、失敗を反省してないような態度はどうなんだろう？」
「機会があれば踏まえるさ。」
「わー、今月も駄目マスターだね。」
「今月もダラダラいこう。」
「はぁ・・・。」

[改造関係][カットマネキン]

改造決意をネタにしたからか、やる気や準備等の充電期間を取る間もなく踏み切ることが出来ました。
改造箇所はタイトルにした「涙丘」という箇所の作成。
過去に挑戦した事がありましたが、ドールアイの隙間に押し込んでいただけなので、当然その箇所に落ち着く事なく取れてしまいました。

今回はルーターで目頭を少し削り、出来上がった窪みにそれっぽく見えそうな素材を詰めてみました。
まずは詰め物をする前の、削っただけの状態で写真を撮ってみたけど、残念な事にいくら接写にしてもそれを上手く表現するだけの写真力がなかったので半分無駄な１枚。



今回は予備で買っておいた舌のオモチャを使いました。そもそも予備だし使う量は少ないし、口の中に入れてしまえば見えない部分なので特に何を気にするでもなく簡単に流用出来ました。
まずは削った窪みに素材を設置。



瞬間接着剤を極々少量だけ付けて固定した後、安全ピンの尖った先をライターで熱して、溶かしながら形を整えた。



右目も同じ様に接着＆溶かしながら成形。
正直、左目よりもこっちの方が上手く出来た気がする。完全にたまたまなので、上手く出来た理由が自分でも分からないのが適当な勢い改造の辛いところ。



前回の失敗改造と比べると雲泥の差。
この時はチィちゃんに目にゴミが入ったと言われてたけど、こうして改めて見ると確かに酷い。



目の形が変わってしまうのが怖くて消極的な大きさにしか出来なかったけど、着色だけで済ませていた表面処理から物理的に存在感を持ったので、小さいながらも威力の高い改造になったと思います。



何より前回の失敗と違い、目を左右に振っても落ちない。



名称も分からない何かを失敗していた前回から、無事に涙丘の作成というリベンジを果たす事が出来たし、今回の改造は成功と言っていいかな。
基本的な作り方は完成したと思うので、理想とする形が見つかったら改めて修正改造をするかもしれませんが、とりあえずは現状満足で。

[改造関係][カットマネキン]

随分前から何となく頭にあった改造ネタ、涙袋。
熱したスプーンの曲線部分を押し付けるだけのひたすらに強引な手立て。

近くで見てやっとそれっぽいもの？そう見ようと思えばかすかに見えるシロモノは出来たのかな？



ただ、遠くから見るとほとんど分からないくらい。



もっとしっかりと分かるように掘り深く作ればいいのかもしれないけど、それ相当の技術が必要だろうし、自分の下手クソ技術では結構難しい。
これ以上やっても涙袋というより、ただ汚く皺にしかならないかもしれないし、何よりソフビへのダメージが大きい。
綺麗な成形ではなく、”傷つけながら”無理矢理形を作っている感じなので、あっという間に修復不可能な所まで行ってしまう可能性があって怖い。

目の下から頬にかけてのっぺりと落ちたラインだったのが、今回の改造でほんのりとした涙袋らしき物が出来たのと、頬へ続く新しい曲線が生まれた。



痛め付けながらの改造だったので、やり始めて早速出来た傷と単なる皺の様なものに恐ろしい程の後悔に襲われてしまっていたけど、なんとか頑張って修正してチィちゃんを取り返せたかな。



今ここで止めておけば泣きを見ずに済みそうなので、涙袋はとりあえずここで終了。

[改造関係][カットマネキン]

「ワウワウッ」
「なんでポテトは頭に乗るんだろ。」
「そりゃ、写真撮りやすい・・じゃなくて、居心地いいんじゃない？座りがいいのか。」



「あ、そのまま、ポテトが落ちないように気をつけてて。」
「え？うん。いいけど。」
「ちょっと穴の検査を。」
「あ、穴！！？？」



やすりで穴を開けて、ボールペンで暗くするように色を付けながら堀り＋黒に着色、メイク用の黒いチーク？を綿棒の先に付けてグリグリ。最後に落ち着かせる意味合いで、メイク落としを同じように綿棒に付けてグリグリ。

「女の子の鼻の穴ドアップで写すってどうなの？」
「術後経過みたいなもんだから。」
「ちょっとは気使ってよ・・・。」

[改造関係][カットマネキン]

改造という程のものでもないけれど、ドールアイにちょっとだけ手を入れていました。
以前にも一度試した事がある”目の水分、潤いを何とか表現したい”を再度挑戦。

「今回はどう？」
「どうって言われても・・・自分じゃ分かんないよ。」
「遠くから見比べても、ぶっちゃけ変化は感じられないかな。」
「目力がしっかりしたような、そうでもないような。」



「近づいて見るとちょっとだけ分かりやすいかな。」
「キラっと感が強くなった？」
「反射してる光がクッキリ見えるようになった。でも、潤いとは違うか・・？」
「んー・・・、光沢と潤いって同じ方向ではないような・・・。」
「そもそも、ドールアイを丸洗いしたから綺麗になったってのもあるかも。」
「じゃああんまり意味なかったの？」
「いや、光沢は確実に変化したはず。無駄ではない。」



「ちなみにだけど、今回はどんな事したの？」
「相変わらずの展開だけど、コンビニでフと目に入ったものがあったんだ。」
「えっと、もしかしてコレ？」
「そう。それ。」



「これって絶対目に入れちゃダメなやつだよね？」
「本当はな。」
「まあ・・、頑張って色々考えてくれるならいい・・・のかな。」

化粧がちょっと変わったからか、ドールアイの光沢が強くなったからか、ほんの少しだけ印象が変わったような気がする。
目力アップでキリッとしたのか、はたまた気のせいか。
”何かやった”という変な満足感を得ただけなのか。
でもまあ、満足感って大事だよね。

[改造関係][カットマネキン]