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ビルダーズ体験版
「うん。体験版だけど楽しみにしてたんだ～♪」
「ドラクエのやつか。というか、テレビ近すぎだろ。目悪くなるぞ。」
「悪くなったらドールアイ交換して。」
「サラッと嫌な事言うな。」
「面白い？」
「うん。今高い塔立ててる最中だから今度は邪魔しないで。」
「今度って何だよ。」
「もしかして、忘れたの？」
「え？ごめん。全然覚えてない。」
「ほらこれ。」
「ん？」
「部屋の前で待ち伏せして、隣の建物まで追いかけてきて、とうとう屋上まで・・・しつこかったじゃない。」
「人をモンスター扱いするな。」
「ニフラム！」
「やかましい。」
「人がくつろいでる時にまで遠慮ないしさ。」
「だからさ、人をモンスター扱いするなっての。」
「どう？凄いでしょ。」
「んー、まあいいんじゃない。」
「操作にも慣れてきたし、まだまだ建てるよ～♪」
「ワンワンッ」
「ん？どうしたポテト。」
「ワウッ
」「あれ？ポテトもこれやってたの？」
「どんな犬だよ・・。」
「どれどれ～。ポテトはどんなの作ってるのかな～？」
「ん？」
「・・・。」
「ポテトの方がちゃんとした建物って感じがするな。」
「もしかして私、負けてる？」
「高さはないけど、ポテトの町の方がまとまってて綺麗な気がする。」
「ワウッ
」
「作りなおすっ！」
「おーおー、破壊していくねえ。」
「マスターが私を追い回すからだよっ！」
「まだそれ引っ張るのかよ。」
「私とポテトの見て偉そうに品評してるけど、マスターはどんなの作ってるのよ。」
「俺のは普通だよ。」
「わー、地味だなあ・・・。」
「堅実って言え。」
休日のほとんどをゲームに費やしてしまいました。
メイド服をリメイクしつつゲームしつつ・・・。
充実しているようで、家に篭る不健康な週末でした。
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