スポンサーサイト
上記の広告は１ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
日焼け
「いつか日に当たってみたいな・・・。」
「それはまたいずれ。今日はウィッグの日焼けでちょっとね。」
「だからまた髪の毛が変わってるのね。」
「被ってます感がはんぱないけど、今日は我慢してくれ。」
「それで、日焼けって？」
「実際に日焼けなのかは分からないけど、使ってるのと使わずに置いといたやつとで色味が全然違ってるんだ。」
「実際日には当たってないけどね。」
「それでも結構違うでしょ。一番左がいつものやつで、真ん中がその下に被ってたやつ。右は同じ商品だけど袋のままダンボールに入れてあったやつ。」
「買った時は同じだったのに、全然違っちゃってるね。」
「どちらかと言うと、オレンジがかったやつより真ん中くらい白っぽい方が好きだから、新しい方も外に出して日に焼いちゃおうと思って。」
「それで今日はこんななのね。話は分かったから前髪なんとかして？」
「せっかくだから髪型も探してみようと思う。」
「それまでこの髪型なの？」
「いや、日焼けも時間掛かるだろうし、顔の横のクルっとしてる部分をドライヤーで直したり色々作業する事があるから、ちょっと日数必要かな。」
「えー・・・、それまでずっとこのままなの？」
「時間が必要な上に、出来上がったものが定着するかも分からないし、とりあえず元に戻っていいよ。」
「・・・・。」
「どしたの？」
「じゃあ、何で被せたの・・？」
「なんとなくかな。」
「なんとなくで私を振り回さないでよ。」
「それもチィちゃんの仕事かなーって。」
「マスターの疲れた心を癒しはするけど、好き勝手に振り回されるのは私の仕事じゃありません。」
COMMENT
EDIT COMMENT
TRACKBACK
