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フェチプレ
「何って、ゲームの画像。」
「昨日サボっておいて何してるよ。もうちょと真面目にやってよ。」
「真面目だって。これは、参考資料だぞ。」
「参考資料・・・？」
「この画像なんか特にだ。」
「これが何の参考になるのよ？」
「ハード＆キュート、相反する２つが綺麗に融合して、お手本にすべきコスプレ参考資料って感じがしないか？」
「コスプレのですか。真面目に考えた私がバカだった。」
「諸問題があるので誤魔化した服になるけど、チィちゃんもちょっとハードになってみようか。」
「肩が重い・・。」
「どう？ハードモードになった気分は？」
「あんまり似合ってない気がする。」
「じゃあここで問題です。この画像のポイントは？」
「え？80ポイントくらいかな？」
「そうじゃねえよ。コスプレ＋フェチとしておさえるべき部分だよ。」
「聞きたくない答えたくない覚えたくない。」
「正解は、ブラ紐の”浮き”だ。」
「コスプレに関係なさそうだけど。」
「薄氷程度の厚みしかないとしても、フェチとコスプレは切っても切れない関係にある、と思う。」
「という訳で、チィちゃんも紐を浮かせよう。」
「はあ・・・やらないと終わらないもんね・・。」
「ブラの付け根のピンクが邪魔だなあ。」
「それは100％マスターのせいじゃない。」
「でもちょっと浮いたからよしとしよう。その隙間はポイント高いぞ。」
「80ポイントくらい？」
「じゃあ次はこれだ。」
「まだやるの？」
「当たり前だろ。昨日休んじゃったから今日は頑張らないと。」
「頑張る方向性を変えて欲しいんだけどなあ。」
「ぶつくさ言わないで着替える。」
「え、この格好するの？」
「当たり前だろ。何のための参考資料だ。」
「ただのエッチ画像じゃない。」
「いいからホラ。」
「もう・・・。」
「裸Yシャツって永遠だな。」
「だいぶ昔にやったからもういいでしょ？」
「こーゆーのはいつ見てもいいものだ。」
「はあ・・・。」
「ため息ついてないで、次の問題いくぞ。」
「また？」
「この画像のポイントは？」
「ポイント・・・。どうせ胸が強調されてるとかでしょ。」
「違う。それはあくまで前提だ。大切なのは、谷間・下乳とその隙間から見えるシャツの後ろ側、この３点だ。」
「要するに、エッチ画像って事ね。」
「曲線と隙間と奥行き。互いがあって存在するサイン・コサイン・タンジェントみたいな感じ。」
「なるほど、エッチ画像だ。」
「人の話聞いてる？」
「いや、それ私がマスターに言いたいよ。」
「じゃあ、以上の3点を踏まえてどうぞ。」
「どうぞじゃないよ！！」
「と言っても、最終的には、ね。」
「やらされるんです！」
「谷間に下乳の曲線、そしてシャツの向こう側まで見える奥行き。」
「・・・・」
「黙らないでよ。セクハラ記事で怒った？」
「いや、そうじゃなくて、普通元気な男の人ならここからガバーっとくるのが普通なんだろうなーって思うんだけど・・・ねえ。」
「ねえって何だよ。」
「マスター、性欲落ちた？」
「・・・・チィちゃん何言ってるのかな？」
「まだまだそんな年じゃないとは思うんだけど、正直、ご無沙汰通り超してるよね？」
「忙しいだけダヨ。あと疲れ。」
「それがいい訳にならないくらいしてないよ？」
「今日はコスプレとフェチの話だから、そんな話は要りません。」
「ローション全くと言っていいくらい減ってない。」
「はい、今日は終わりーーーー。」
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