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季節外れのカーディガン
「ん？なんだろこの荷物。開けてみようか？」
「ワウウッ
」
「あ、届いてたんだ。」
「いたんだマスター。っていうか何コレ？」
「昨日着替えたいって言ってたじゃん。」
「着替えたいとは言ったけど、新しいの買ってきてとは言ってないよ。しかも冬服じゃない？」
「まあまあ、いいから着てみてよ。夜ならまだ涼しいし。」
「いいけど・・。」
「うん。いいね。」
「あーなるほど。コスプレね。」
「ポテトが邪魔だな。」
「ポテトを邪魔者扱いするってどーゆー事!?」
「ワウゥゥ・・」
「いや、位置の問題だから。邪魔者とかじゃなくて。」
「せっかくだからフード被ってみよう。」
「あ・・暑い・・・・。」
「モフモフ加減がアンゴラウサギみたいだな。」
「なんでもいいけど、暑いよう・・もう脱いでいい？」
「いいよ。そろそろ脱ぐか。」
「・・あ、やっぱりいい。脱がない。」
「脱げ！」
「やだっ！！誰か助けてーーー！！！」
「中だけ脱がせるのもなかなか大変だな。」
「もうただの×××じゃない。」
「カーディガン１枚もいいけど、脱がせ途中のはだけた感じの方が男のロマンが詰まってたりもするな。」
「もうなんでもいいよ・・・。疲れたから寝る・・。」
