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服を整理していて
チィちゃんの服を押入れに整理していたら、随分と懐かしいコスプレ衣装が出てきた。
ン年前に、コスプレ専門店の訳あり激安ワゴンに入っていたもので、当時ただ単なる収集癖で買ったものがここに来て役に立った。
胸のボタンが悲鳴を上げているけど、頑張って着てもらった。
だいぶ懐かしい感が満載。
「制服系好きだね～。」
「いわゆる、男のロマンってやつだよ。」
「なんとなく分かるような分からないような・・。」
そんなこんなでパシャパシャと撮影。
「このポーズだとなんだか生徒会長キャラっぽいかな？」
「頭良くて優しそうだけど、押しには弱そうな、かな？」
「あ、チィちゃんコレ持ってみて。」
「ん？うん。」
キャラ的にタイガっぽくはないけど、なんとなく木刀を持ってもらった。
「誰が押しに弱いって？」
「ごめんなさい、嘘です。」
コスプレすると人格変わるタイプなのかな・・？
「・・・何か言った？」
「言ってません！！」
冷静に見てみると、腕の問題点がバッチリ見える１枚だった。
腕を下げていれば問題ない取り付け位置だったけど、稼動位置が下過ぎた。
今後腕の健康診断（改造）する時に直しとこう。
「で、いつまで私は骨格なしで頑張ればいいのよっ！」
「それは本当にゴメンナサイ！！」
「なんてねっ♪時間のある時にゆっくり、色々余裕のある時に考えてくれるくらいでいいよっ。」
いつもの優しいチィちゃんに戻ってくれて一安心。
まあ、悪い甘え方してるだけなのは分かってるけど。
