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まだまだ洋服
「美容師さんでもないのに、ここ数ヶ月で随分頑張って綺麗にセットしてくるようになったと思うけどなぁ。」
「気分変えて服でも着替えるか。」
「ん、了解 だよっ！」
「あれ？知らないお洋服。マスター、もしかしてまた新しいの買ったの？」
「安いのをちょいちょいとだけ。これもあれもショッピングカートに入れてから、かなり削ったから今回は大丈夫。」
「んー ならまあ、いいかな・・・？」
「って嘘でしょ！？何あの巨大な段ボールは？？伝説の傭兵でも入ってるの？」
「配送主的には”待たせたな”って言いたいとこだろうね。実際待ったし。」
「バカな事言ってないで、どこが削ったのよ。」
「そっちが始めたのに・・。今回は洋服だけじゃないから無駄にデカイんだよ。かさ張るものがあるってだけ。」
「んー・・・。」
「ま、諦めてファッションショーしちゃおう。何と言うか、止まらないんだよね、収集癖。」
「んにゃー！！分かったけど、もうしばらくは抑えてねっ。」
「とりあえず、コレから。」
「マスターはワンピースタイプ好きね。」
「これは・・・普通にしたデニムとか履いた方が可愛いか。」
「だね～。セクシーにならなくて残念でした。」
「じゃあセクシー系で。」
「今度は縦だ・・・。なんでこれは人気にならなかったんだろう。」
「アレは、タートルネックでニット、それで体にピッタリくる服だからかな。」
「なかなかこだわりがあるんだね。縦と横合わせたらどうなるのかな？」
「ToLo●eるのヤミのコスプレ？」
「なるほど。・・ブログ書きながら器用に検索しないで。」
「セクシー２で。」
「普通こーゆーの下に一枚着ないの？」
「普通は着るかもね。」
「普通は、ね。」
「普通は、だ。」
「怒るとこ？」
「今日はもう怒られたからいい。」
「はーい。」
「セクシー３で。」
「何で下履かせてくれないの？ ・・？マスター？何で難しい顔してるの？」
「いや、ニーハイの絶対領域みたいに、ベストとワイシャツの黄金比があるんじゃないかと考えてた。」
「それは、フェチ？ロマン？」
「これはフェチかな。」
「やっぱり分かんない・・・。」
「じゃ、セクシー４で。」
「そっち系ばかりだよぅ。」
「裸にワイシャツは「男のロマンは分かったから、次行こうっ！」
「あ。」
「どしたの？」
「ニーハイ履いてたら裸にワイシャツじゃないから・・。」
「そんな泣きそうな顔されると、さすがに申し訳なくなってきた。ごめん。」
「恥ずかしいだけだから、大丈夫。マスターの為だし。」
「気分変えて可愛い系で。」
「なんだかロリロリ系だね。」
「三つ編みだし、イケるっしょ。」
「ランドセル背負ってあげようか？」
「・・・」
「だから検索しないの。」
「長くなっちゃったし、次で最後。」
「はーい。」
「おおっ。雰囲気全然違うね。なんだかロックな感じがするよっ。」
「Sサイズなのによく履けたね。」
「内モモがパツパツだけどね。」
「よし、今日は終了。お疲れチィちゃん。」
「はーい。これで暫くはお洋服買うの禁止ね。」
「んー・・。」
「マスターは色々勉強って言うけど、お金の使い方も勉強 だよっ。」
一個一個の値段が安いとついつい大量に買ってしまいます。
フィギュアを１個買ったら次々買ってしまうあの感覚に凄い似てる。
色んなブログ見てまわると、自分の服はあれなのに、っていうドーラーさんは意外と多いみたいなので変に安心してしまったり。
どこも一緒なんだなーと。
