2016年02月 - ダラダラとした日常部分をエアと一緒に過ごしてます。

「もみあげの付けたしって何？」
「そのまんまだよ。昔買ったエクステを改造してみようと思って。長い事ほったらかしだったし。」
「それがこれ？」
「ウィッグを固定してるヘアピンにエクステを接着剤で付けただけの簡単なものだけどね。」



「とりあえず付けてみるか。」
「これは・・・いいの？」
「ここからカットだ。耳に掛からない短い毛を表現したいんだ。後ろで結んだりしてる時に余ってるやつ。」



「んー、何か一工夫必要そうな出来上がりだな。」
「ウィッグの際が見えなくなったのは良いかもしれないけど、本当に付け足し感が出ちゃったね。」
「でも工夫次第では上手く行きそうな気がする。」



「それにしても、最近髪の毛いじってばっかりだからボサボサだよう。」
「そんな爆発するほどはやってないだろ。」
「明日でもいいからちゃんと梳かして綺麗にしてね。」

[改造関係]

金髪＋黒眉の状態は長いこと続いていたので、自分ではそこまで違和感を抱かなくなっていたけど、やっぱりちょっと考えた方がいいのかな・・・と今更ながらに思ってしまった。
金髪には明るめのブラウンくらいの眉がちょうど良いらしいけど、チィちゃんの場合は毛ではないので、ネットで調べた化粧品での眉色調整は早速壁にぶつかってしまった。
元々の眉を消してしまうと、失敗した場合取り返しが付かなくなって変なままになってしまうのが怖いで、何とか今の眉を保ったまま明るくする方向で試行錯誤。
と言っても手持ちの化粧品の数も少ないので、出来る事といえば上にファンデーションやら何やら塗るくらい。



とりあえず片方だけ頑張ってみたけど、色が薄くなるだけで、全然明るくはならなかった。
金髪に対する黒眉の違和感よりも、単純に眉毛として違和感が出てしまった。
”ここまで試したし、どうせなら両方試してから見比べてみよう”という何とも残念な結果を引きずったまま最後まで突っ走ってみた。



両方やってみて、結果、何が良いのか分からなくなってしまった。
色が多少は薄くなったので、眉毛に目が行きにくくなったけど、果たしてそれが良かったのか悪かったのか。
思いつきが失敗する分には構わないけど、見失ってしまうのは少々痛い。
良くなったのか悪くなったのかが分からない。

そんな時は本人に聞いてみるのが一番かな。

「という訳で、チィちゃんはどっちがいい？」
「・・どっちでもいいかな・・・。」
「そうか・・。」
「あー、嘘うそ。今の方が良い。」
「気使ってない？」
「そんな事・・ないよ？」



「やっぱり失敗か。」
「ドンマイだよっ。失敗なんて今更じゃない。」
「失敗がいつもの話になっちゃうのもなあ。」
（何だか今日のマスター面倒臭いなあ・・・。）「次頑張ろう次っ！」

[改造関係][カットマネキン]

「大人の雰囲気で、今日は洋服ちゃんとして写真撮ろう。」
「大人っぽい洋服でいいの？」
「数が少ないから難しいかもしれないけど、良さそうなの探してみて。」
「そうだなあ・・・これなんかどう？」
「お、結構いい感じかも。」



「それで耳出ししてみて。」
「耳出すの好きだねえ。」
「単純に可愛くない？」
「この季節は寒いんだけどね。」
「うん。スッキリもするし、いいじゃない。」
「また聞いてない。」



「・・・ちょっと眼鏡掛けてみて。」
「何か思い付いたの？」
「ちょっとね。」
「こーゆー時のマスターは大抵ロクな事考えてないけど、眼鏡ならいいかな。」



「いい。そしてアレだ。アレっぽい。」
「アレってなによ。」
「ちょっと待ってて、サクっとプリントして、接着剤塗って・・・よし、出来た。」
「教科書？」
「うん。今のチィちゃん、音楽の先生っぽい。ピアノとか上手そう。」



「後は、マカロン食べて紅茶でも飲んでそうな雰囲気。」
「色々想像するのね。」
「外見だけじゃなく、中身って大事だろ。」
「でも私ピアノ弾けないよ？」
「・・・ピアノ超上手いって事にしない？」
「嘘はダメです。」

[日常]

「大人可愛いの第一歩になるのかな？今日は新しい髪型に挑戦しよう。」
「大分昔に色々試してみた気もするけど、今回はどうなるかなっ。」
「多少だけど、昨日の雑誌を参考にしてる部分もあるから変な事にはならないと思う。」
「おおっ。それは期待できそうだねっ♪」
「時間もないことだし、早速１個目いこう。」



「どう？上の方の毛を横に流してみた。横分け？なのかな？よく分かんないけど。」
「うん。洋服ちゃんとしてくれてたら、もっと良く見えてたかもね。」
「それはごめん。時間ないので急ぎ足で２個目。単に結んだだけなんだけどね。」



「ちょっとラフに横で１つ結び。」
「分け目のお陰なのかな？これだけでもいつもと全然違う気がする。」
「ならよかった。やってみた甲斐があった。」
「ポテト、どうかな？」
「ワウッ」
「毎回疑問んだけど、それは本当に会話出来てるの？」
「気持ちの問題です。」
「イマイチ答えになって様な・・・、まあいいや次で最後です。」



「前髪を隠すようにして横に流してみた。」
「んー・・・、大人かな？」
「大人とも言えそうだし、子供とも言えそうだな。」
「やっぱり服装だよ。」
「確かに。セーラー服モチーフのやつだしね。ガーリーテイストで売ってたものだし。もうちょっと大人の洋服で試せば雰囲気も変わるよな。多分。」
「でも気分は結構変わったかも。今度はちゃんと洋服も考えてからお願いね。」

[日常]

「マスター、昨日ブログを更新しなかった言い訳、もしくは遺言ある？」
「どっちもないので、ご機嫌取りに走りました。」
「ポッキー程度で許されるくらいの罪じゃないよ？」
「こないだ話に出た、”ちゃんとしたファッション目線で雑誌を買う”ってやつだ。」



「お、何だか真面目に反省してるような気がする。」
「後はメイクを直そう。目の回りと唇。あと、ほっぺたのピンクが落ちてきた気がする。」
「うんうん。そうやってね、ちゃんと手かけてくれないとほったらかしにされてる気分になっちゃうからね。」



「肝心の雑誌の中身はどう？」
「春って感じの洋服がいっぱい。これからの季節だね～。」
「ちょっと機嫌直ってきたっぽいな。」
「あ、マスターにとってのエロ本部分があるよ。」



「バッグの中身・・・って、前も言ったけど、リアルさを求めてネットで画像検索してみただけで、これで興奮とかしないから。」
「マスターの趣味は分からないよ。」
「あくまで押し通すのか。それはそうと、雑誌の表紙にも書いてあるオトナでもちゃんと可愛いってやつ、今後はこれを目指してみよう。」
「大人可愛いって感じ？」
「そう。20代後半～くらいの感じ洋服とか。いままでのは10代っぽいのが多かったし。」
「昔むかしにもそんな様な事言ってた気もするけど、今回はお手本になる雑誌もあるしね。私もやっぱり大人の女性には憧れるし。」
「よし、じゃあ最後の穴埋めだ。」
「まだ何かあるの？」
「これの穴を埋めよう。」
「・・・。」



「・・・。」
「もしもし？チィちゃん？じ・・・冗談です。」
「明日またご機嫌取り頑張ってください。このクソおバカマスター。」

[日常]

「マスター、豆は？」
「豆？何の？」
「節分のだよ。鬼は外～って撒くんでしょ。」
「今日節分か。すっかり頭から抜けてたわ。」
「ええー、折角のイベントなのに・・・。」
「最近忙しくて、ごめんな。違う豆ならあるけど。」



「サラダって書いてあるけど。」
「渡しておいてなんだけど、こんなの撒かれたら正直たまらん。」
「ポテト、ごはんだよ。」
「ワウゥ・・・」
「あ、俺も食べる。地味に美味しいし。」
「じゃあ私も食べる。」
「・・・なんだこれ。」



「でも、確かにせっかくのイベント系だし、ちょっと変わった事したいよな。」
「みんなでお豆さん食べるだけじゃねえ。」
「ワウ」
「じゃあメイクと角で、チィちゃんにちょっとだけ鬼になってもらおう。」



「ポテトと一緒に鬼っ！」
「ワウッ！」
「目の周りのメイク濃くしても、写真だとイマイチ伝わりにくいな。」
「でも角のお陰でちょっとだけ鬼っぽくなれた気がするよっ。」
「急遽で時間の無い中にしては、まあまあ頑張れた方かな。」
「んー、事前にもっと・・・って気がしないでもないけど、鬼と豆が出てきたから今年は合格ギリギリにしてあげます。」
「ありがとう。」
「あ、昨日の包丁持ったらもっと雰囲気でるかな？」
「あれは単純に怖いからやめてくれ。第一、鬼の武器は金棒だ。」
「武器、武器。私も何か武器欲しいかも。」
「巨乳はそこそこ武器になってると思うけどな。」
「もう！なんでそうなるのよ！やっぱり包丁持ってく「ごめんなさい。」

[イベント]

「ワウ？」
「ん？ヤミちゃんのフィギュア持ってたの？」
「いつ買ったのか忘れたけど、ちょっと荷物整理してた時に出てきた。」



「あ、なんだろう・・・。」
「ん？どうした？」
「なんか・・・何か来る。」
「怖いよ。電波系にはなって欲しくないんだが。」
「マスターへのセクハラに対する怒りと、ヤミちゃんのトランス能力が合体しそう。」
「なんだそれ。」
「マスター、これ以上私にセクハラしたら・・知らないよ？」



「チィちゃんにトランス能力が！？って乗っかればいいのか？今日の茶番は一段と酷いな。」
「怖がってくれないと意味がないんだけど。」
「危ないから仕舞いなさい。」
「分かった。じゃあコッチにする。」



「それは別の意味で怖い！！」
「じゃあセクハラしない？」
「しない！しないから中華包丁はやめよう。」
「トランスの前に平伏したね。」
「刃物で脅しただけだろ。」
「トランスですっ！」
「取っ手を握りながら言うセリフじゃない。」
「・・・改造。」
「しないよ。」

[日常]

「洋服の組み合わせで、ちょっと思いついた事があるから試してもらっていい？」
「んー、変なのじゃなければいいけど。」
「変なのって何だよ。変なのなんてした事ないだろ。」
「どの口が言ってるのよ。本気だったらちょっと怖いよ。」
「とにかく、変なのじゃない。ボツ画像に入ってる画像見てちょっと思い付いたんだ。」
「えーっと、それが、これ？」



「これは、どーゆー事？」
「黒とピンクの組み合わせが好きだから、それでメイド服っぽく。」
「なんか無駄にゴチャゴチャしてるような・・・。」
「白のエプロン要らないか。」
「その方がまだいいかもね。」



「んー、やっぱり会心の出来にはならないか。黒とピンクでピー●ジョンの下着みたいな感じにならないかと期待してたんだけど。」
「下着・・・やっぱり変じゃない。」
「根元は変な思いつきかもしれないけど、出来上がった形は普通の洋服だろ。」
「出来上がりも変でしょ・・コレ・・・。」

[日常][服]