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セクハラ裁判
「おかえりなさーい。」
「どしたの？そんな格好して。」
「ん？昨日言ったでしょ？”覚悟しといて”って。」
「え？よく分からないんだけど。」
「訴状が届いてます。マスターに。」
「訴状!?」
「セクハラ案件ですね～。舌遊びだのすっぴんだの、挙句の果て過去にはエッチな写真撮ったり私にオナホの水分拭き取らせたり。」
「んなアホな・・・。」
「ポッキー２箱で示談にも出来ますけど？」
「あ、そんなんでいいんだ？」
「それじゃあ、気分変えてスカートたくし上げて。」
「は？」
「スカート。たくし上げてみて。」
「まだ提訴中なんだよ？マスター。」
「ポッキー１箱追加するから。」
「しょうがないなぁ。ちょっとだけだよ？」
「なんかノリノリじゃない？」
「買収されただけです。」
「堂々と言うなよ。まあいいや。買収ついでにボタンも。」
「マスターこれはさすがに・・・どうだろう。」
「検査だ、検査。以前と違ってスッキリしてるから見栄えがどれくらい違うのか。」
「検査・・。検査ならしょうがないか。」
「そうそう、検査。よくチェックしないとね。」
「あ、やっぱり違う、これセクハラだ。」
